第6回 美容室の現状の分析-2
Point
1.「地域分析」を行うことで
・美容室を出店されている地域の競争が激しいのか穏やかなのか?
・自店のターゲットとするお客様の居住人口はどれくらいなのか?
が分かります。
2.「SWOT分析」を行うことで、お店にとっての
「最大のチャンス」と「最大の脅威」
を把握し
「チャンスを生かす美容室経営の方向性」「脅威を回避する経営の方向性」
を導き出すことが可能です。
Ⅰ【はじめに】
今回の講座では、「美容室の現状の分析②」として、「地域分析」と「SWOT分析」をご紹介します。
これらは、どちらも企業の経営やコンサルティングによく用いられる分析手法であり、
もちろん、理美容室の経営においても有効な分析手法です。
なお、今回はご紹介する分析方法が2つになりますので、ページを分けて
- ・2ページ目:「地域分析」
- ・3ページ目:「SWOT(スウォット)分析」
また、今回も4ページ目に「SWOT分析シート」をご用意しております。ぜひ、最後まで目を通し、
お店の現状把握にお役立て下さい!!
Ⅰ-ⅰ 今回の講座について
第四回の講座では、「経済合理性を高めるためのプロセス」をご紹介しました(右図)。
第五回(今回)から第七回までは
「美容室の現状の分析」
をご紹介します。この現状分析の目的は
「(お店の)改善すべき問題点の発見」
です。ここで発見した問題点を、右図②~⑦の
工程で改善・解決します。
講座の流れとしては
第五~七回:現状の分析
第八回:分析結果を基に、目標の設定
七回までは分析のみを行い、問題の解決は
第八回以降の講座で行うことになります。
今回は、「地域分析」と「SWOT分析」を
ご紹介します。
「地域分析」については第一回の講座でも
ご紹介しておりますので、こちらも併せて再度
お読みいただければと思います。
しかしその分、
実務に近い、非常に有効な情報
だと言えます!
ぜひとも、最後まで目を通し、一度実際に分析を行っていただければと思います。
Plan(計画)
①現状の分析(5~7回)

②目標の設定(8回以降)

③戦略の策定

④戦術の策定

Do(実行)
⑤実行

Check(点検・評価)
⑥結果の点検・評価

Action(改善)
⑦(プロセスの)改善
Ⅱ‐ⅱ 美容室経営の分析の種類
具体的なご説明に入る前に、一般的に用いられる現状分析の手法をいくつかご紹介しておきます。
(※もちろん、これで全てではありません)
1.財務分析(第五回にてご紹介しました)
業界や自店の過去実績とのデータ比較から、成長性・採算性・安全性・収益性などを分析
2.地域分析(今回ご紹介します)
お客様の情報を、データベースから地域別に分析
3.SWOT分析(今回ご紹介します)
自店の状況を、強み(S)・弱み(W)・機会(O)・脅威(T)の4つに項目分類して分析
4.顧客満足アンケート
お客様からアンケートを採り、お店・スタッフ・技術などに対して満足しているかを調査・分析
5.組織人材分析
従業員の、「仕事そのもの」や「お店に対する意識」を聞取りやアンケートにより分析
第五回から第七回までで、これらの分析方法についてご紹介していきます。
・第五回(前回): 「財務分析」
・第六回(今回): 「地域分析」「SWOT分析」
・第七回: 「顧客満足アンケート」「組織人材分析」
といった順でご紹介していく予定です。